「最近何食べても『Salt Free』になってしまうのですよね……。シュークリームは確かに『Salt Free』かもしれないのですが、せっかく甘い物を食べているので、そっち系の『poppbites』が出てくれると嬉しいです」とインタビューの際に言ってみた。「分かりました。アルゴリズムを見直してみます!」自分の意見がゲームに反映されるかもしれないと思うとワクワクする。
私は今年の4月から『Poppin』(ポッピン)というブロックチェーンゲームのβテストに参加しています。
ブロックチェーンとは仮想通貨を管理する為にも使われている技術です。そのブロックチェーンの技術を基盤として作られるゲームがブロックチェーンゲームです。普通のゲームと何が違うかというと普通のゲームで手に入れたアイテムはゲーム内でしか使えません。しかし、ブロックチェーンゲームで手に入れたアイテムはブロックチェーンで管理されており仮想通貨と同じように取引できるのです。つまり、ゲームをして儲ける事ができるのです。
このブロックチェーンゲームには「○○ to earn」と表現される物が存在します。訳すと「○○して稼ぐ」です。この『○○』の部分には色々な言葉が入ります。有名なところでは『Move to earn』で「移動して稼ぐ」や、変わったところでは『Sleep to earn』で「寝て稼ぐ」、『Play to earn』で「遊んで稼ぐ」などもあります。日常生活の全てが「to earn」になると言っても過言ではないくらいです。
そして、私がβテストに参加している『Poppin』が何をテーマにしているかというと「食べる」です! 食べる事が大好きな私にはもってこいのブロックチェーンゲームです。まだβテストの段階なのでブロックチェーンの基盤には載っていないため、稼ぐ事はできていません。バスケを始めた頃の桜木花道みたいな状態です。
『Poppin』はずばり「食べて稼げるたまごっち」です。『Poppin』という生き物を育てていきます。食事の写真を撮る事で『poppbites』(ポップバイツ)という餌が手に入り、poppbitesをPoppinに与える事でPoppinが成長していきます。食べる物によって手に入るpoppbitesが変わり、与えるpoppbitesによってPoppinの成長が変化するのです。
つまり、偏食だと偏ったpoppbitesしか手に入りません。バランスよく食べる事で様々なpoppbitesが手に入ります。私は色々なpoppbitesを手に入れる為に普段作らないお弁当を作ってみたり、外食の際には普段つくるのが面倒で食べる機会が少ないメニューがあるお店を選ぶなどしていました。何気ない食事に変化が生まれ、食べる事がいつも以上に楽しくなりました。
4月からのβテストが終わった後に開発者の方からのインタビューに参加しました。その際に遊んでいて感じた色々な事を伝えさせて頂きました。開発段階のゲームに携われるのは子供の頃にゲームクリエイターになりたかった私としてはとても楽しい経験になっています。
そんななかトークセッションなる物に参加させて頂きました。開発者の方やβテストに積極的に参加していた人達がオンラインで意見交換をする場です。私はブログに『Poppinデータベース』を作って、自分でゲットしたpoppbitesの情報をアップしていたので、積極的に参加している人と認識されたようでお誘い頂きました。普段Web上でやり取りしている方達とWeb会議で顔を合わせてお話をするのはとても有意義な時間でした。
そこでの情報によるとこれからのPoppinは桜木花道のように伸びしろが一杯のようです! poppbitesやPoppinをブロックチェーン上でやり取りする事ができるようになるのはもちろん、Poppinが住む家の家具も作れるようになるようです。Poppinに合わせて模様替えとか出来るようになったら面白そうですね。
ゲーム内にとどまらずコミュニティを盛り上げる活動も行っていくようです。具体的にはこれから意見を出し合って決めていく事になるようですが、リアルのグッズ展開などでPoppinの宣伝を行っていくようです。私も陰ながらブログで宣伝をお手伝いしたいと思っています。
皆さんも気になるゲームのβテストがあったら参加してみると良いですよ。そのゲームのファンになれますし、一緒にゲームを作っている感覚は他では味わえません。私がβテストに参加している『Poppin』の正式リリースは来年以降のようです。楽しいゲームになるように意見を出していこうと思うので、楽しみに待っていて下さい。